【第6問目】認定Marketing Cloudアドミニストレーター

第6問目

Marketing Cloudの管理者は、Marketing Cloud ConnectのMulti-Org機能を有効化する必要があります。この統合のために、プリファレンスプロファイルセンターに関してどのような点に注意する必要がありますか?

A. 各ビジネスユニットのプロファイルセンターのブランディングは、デフォルトのビジネスユニット設定から引き継がれます。
B. 複数組織では、ビジネスユニットの標準プロファイル設定センターはサポートされません。
C. プロファイル/プリファレンスセンターは、Multi-Orgを介して接続されたビジネスユニットごとに自動的に作成されます。
D. 複数組織のプロファイル/プリファレンスセンターは、Salesforce CRMの設定で構成されます。

B. 複数組織では、ビジネスユニットの標準プロファイル設定センターはサポートされません。

回答: B. 複数組織では、ビジネスユニットの標準プロファイル設定センターはサポートされません。

理由: Marketing Cloud ConnectのMulti-Org機能を使用すると、異なるSalesforce組織とMarketing Cloudのビジネスユニットを接続することができます。しかし、この機能では標準のプロファイル設定センターがサポートされていません。各ビジネスユニットで独自のプロファイル設定センターを設定する必要があります。

以下、解答の補足説明となります。
他の選択肢の理由、用語について復習を繰り返すことで理解が深まると思います。
(既に、習熟されている場合は読み飛ばしていただいて結構です!)

他の選択肢についての理由

A. 各ビジネスユニットのプロファイルセンターのブランディングは、デフォルトのビジネスユニット設定から引き継がれます。
→ 各ビジネスユニットのプロファイルセンターは独自に設定されるため、デフォルトの設定を引き継ぐという情報は誤りです。

C. プロファイル/プリファレンスセンターは、Multi-Orgを介して接続されたビジネスユニットごとに自動的に作成されます。
→ プロファイル/プリファレンスセンターは自動的に作成されず、手動で設定する必要があります。

D. 複数組織のプロファイル/プリファレンスセンターは、Salesforce CRMの設定で構成されます。
→ プロファイル/プリファレンスセンターの設定はMarketing Cloudで行う必要があります。Salesforce CRM設定で構成されるわけではありません。

用語解説

プリファレンスプロファイルセンター

Salesforce Marketing Cloudで提供される機能で、購読者(サブスクライバー)が自分のプロファイル情報や通信の受信設定を管理できるウェブページです。このセンターを利用することで、購読者は自分の好みに応じた通信設定を行うことができます。

Multi-Org機能

複数のSalesforce組織(オーガニゼーション)を単一のMarketing Cloudインスタンスに接続する機能です。この機能を使用することで、異なるSalesforceオーガニゼーションが一つのMarketing Cloudアカウントを共有しながら、それぞれのビジネスユニットに独自のデータと設定を維持することが可能になります。

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