第3問目
Marketing Cloud管理者は、過去数回の送信のうち、最近の送信ログデータに気づきました。管理者は、送信データが記録されていることをどのように確認できますか?
A.正しい送信ログテンプレートが選択されている
B.送信ログはA / Bテストで利用できます
C.データ保持設定を指定します
D.送信ログが送信に対して有効になっている
D.送信ログが送信に対して有効になっている
回答:
D.送信ログが送信に対して有効になっている
理由: 送信データが記録されるためには、送信ログが送信に対して有効になっている必要があります。送信ログは、メールの送信に関する詳細なデータを記録するもので、これを有効にしておくことで、各送信に関する情報がログに記録されます。
以下、解答の補足説明となります。
他の選択肢の理由、用語について復習を繰り返すことで理解が深まると思います。
(既に、習熟されている場合は読み飛ばしていただいて結構です!)
他の選択肢についての理由
A.正しい送信ログテンプレートが選択されている
→ 送信ログテンプレートが正しく選択されていることは重要ですが、そもそも送信ログが有効になっていないとデータは記録されません。
B.送信ログはA / Bテストで利用できます
→ A/Bテストに送信ログを利用することはできますが、これは送信ログが有効になっている前提での話です。送信データの記録そのものには直接関係ありません。
C.データ保持設定を指定します
→ データ保持設定はデータの保存期間に関するものであり、送信ログが記録されるかどうかには直接関係しません。
用語解説
送信ログデータ
Salesforce Marketing Cloudなどのマーケティングプラットフォームにおいて、送信されたメールに関する詳細な情報を記録したデータのことを指します。このデータは、送信したメールのパフォーマンスや受信者の行動を分析するために非常に重要です。送信ログデータには以下のような情報が含まれます。
・送信日時
・送信者情報
・受信者情報
・配信ステータス
・開封データ
・クリックデータ
・バウンス情報
・スパム報告